韻とアイデアほか

日本語の押韻などに関する走り書きetc...

【韻律論】脚韻が単語単位でないといけない理由

九鬼によれば、韻の量には音の応和が一音節に止まるものと、二音節にわたるものがある。さらに、前者は母音の応和である単純韻と、母音に先行する子音にわたっての応和である拡充単純韻とに分類され、後者は最後から二番目の音節の母音以下の応和である二重…

【VOCALOID】部屋(ジャンル)について ①部屋感、およびボカロである必然性

・・・部屋(ジャンル)とは VOCALOID楽曲において"部屋鳴り"を念頭において制作された曲の総称である。 ジャズ、ロック、テクノなど、楽器群の区分けを問わず、 "著者が部屋鳴りに重きを置いた"ものはすべてこのタグに収められる、とする。 どうも、Tachibu…

【整理】部分倒置をつかって動詞で脚韻をふむ

どうも〜〜Tachibuanaです。今回は前回に引き続き、倒置法を利用して韻をふむ方法を解説したいと思います。前回は目的語(O)で韻をふむのが目標でしたが、今回は動詞(V)による方法です。比較的みじかめなTipsになります。 さて前回説明したとおり、日本語…

【整理】倒置押韻法とそれによる弊害

どうもTachibuanaです。今回は日本語における倒置法を用いた押韻について、自己確認も含めた整理をしたいと思います。いつも通りおおざっぱな感じになりますがご了承を(ちなみに今回記述する韻はすべて脚韻についてであり、頭韻などははぶきます)。 ではま…

【補足】アクセント表記による効果レベルの測定

先日、sagishi氏による『押韻論/定義など』という記事が投稿されました。元記事はこちら。 必要箇所を要約させていただくと、 押韻しているある一定範囲(スケール)をもつ語文/音の連続体を押韻価とする。 押韻価はおおまかに押韻レベルと効果レベルに分けて…