韻とアイデアほか

日本語の押韻などに関する走り書きetc...

【走り書き】いちジャンルを打ち立てるために必要なこと

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 例えばロックが生まれたのにエレキギターの発明が寄与しているというのは当たり前であるけど、他にもドラムの素材や鳴り、ジャズの4ビートから8,16ビートに変化したり、ボーカルの発声が変化したり、総合的に変化している。ビジュアルもそうだし...

 

 もっといえばエレキギターの中でもピックアップという弦の『振動の検出方法』だったり、胴体の空洞でなく『電気的な増幅』という土俵が新しく生まれたりで、各分野の発明の上にジャンルが成り立ってるんだなと思う。

 

 で、これを順位として整理すると最終目標に『ジャンル』があり、そのひとつ下に『アイテム』があり、またアイテムはさらに下の『発明』によって生まれていると。

 

     ロックンロール

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   エレキ弦   ・・・

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ピックアップ アンプ

 

 まあ当たり前な話なんですけどね。

 

 ここからなんですけど、最近分岐ジャンルが増えているのはエレクトリックミュージックで、これらは楽器という形を取らない(ハードでなくソフトウェア)わけですけど、例えば『ワブルベース』というアイテムの元には『フィルターLFO』という古い発明の再利用だったり、『ボーカロイド』は実のところ『サンプリング』だったりしますよね。

 

 さてこのさき、新しいジャンルを考えてくのには当然あたらしい『アイテム』から考える必要があるわけですけど、上述の通りここ最近は根元にある『発明』そのものが行われてないんじゃないかな〜と思うわけです。

 

 これってなんでなんだろうと思ったんですけど、エレキギターって要するにアナログとデジタルのハイブリッドなわけですよ。つまり何が言いたいかというと、「ここ最近の我々はアナログの方面から発明してないんじゃないか?」ということです。工作からの提案が欠けているんではと。

 

 何が理由なんだろう...と考えてみると先進国の通貨高が思い当たるし、あるいは単純に人類が可能性を掘り尽くしてしまっただけなのかも...なんてのも浮かびます。最近じゃ80'sのリバイバルなんてのも流行ってますし。

 

  でも個人的には「まだやれるでしょ!」って思うんですよね。エレキギター以前、金管楽器の、マウスピースから振動を伝達してピストンで管の長さを変え、ホーンで共鳴音を拡張する構造とかを眺めてると惚れ惚れとしてしまいますし、なんかやれそうな気になってくるんですが...

 

 この楽器の発明も整理して考えてみると

 

  振動生成(弦、マウスピース、打面、声帯)

    ↓

  物理的誤差(拡張時の形式、サイズによる変化)

    ↓

  音声拡張(アンプ、ホーン、箱鳴り、喉)

   

 こんな感じになると思うんですけど、なんかこの3つを同時にでなく、個別にひとつひとつ発明してったら新しい楽器できそうな気がしてきませんか? つまり新しい振動生成機、新しい拡張方法です。なんかだんだん自己啓発書みたいなノリになってきましたねコレ。

 

 まあそれが思いつかねえから停滞してんだろって感じですけど、こういうふうに問題を小規模に分割してったら、どっかの馬鹿と天才のハーフみたいな人がなにかしてくれるんじゃないかなと思うわけです。そこのアナタ、頑張って!

 

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 ここからは駄弁なんですが、このブログで『部屋(ジャンル)』という、簡単に言えば「サンプリングリバーブつかって部屋鳴りさせまくる楽曲」を提唱したわけですけど、まああれは冷静に考えてジャンルではないお遊びですよね。正確にいうとアレは『発明』、機能を分類すると『音声拡張』に、そして様々なサンプリングデータ(トンネルや教会、スタジオetc..)を『物理的誤差』と考えることができると思います。

 

 で、サンプリングリバーブってものすごく極端にいうと「死ぬほどでかい箱鳴り、ホーン」を再現してるってことだと思うんです。理論的にいえば、なんの変哲もない弦を箱鳴りさせずに録って、アコギの箱鳴りをサンプリングしたリバーブをかけたら、アコギの音になると思うんです。

 

 サンプリングリバーブってミックスの立体感を出すために使われがちですけど、これって画期的発明だと思うんですよね。アンプのような人工的な増幅と違って、ホーンや箱鳴りのように原音に対して大きな誤差を生み出せるわけですよ。

 

 で、じゃあサンプリングリバーブエレキギターにおけるアンプとしたら、あとはピックアップのような検出装置、まあそれが無理なら新しい『振動生成機』さえ開発できればなんか新しい『アイテム』ができそう...じゃないですか? ていうかここまで書いて気づきましたけど、エレキギターの画期的な面はアンプとピックアップで二重の(エフェクター含めたらそれ以上)原音誤差を生み出せるとこなんですな。

 

 というわけで今後の目標は「楽器で使われたことなさそうな振動」を見つけて「楽器という体になるように組み立てる」というとこを目標にやってくことでしょうかね。まあ気まぐれにゆっくり着手していこうかと思います...まあ、大それた駄文ですよコレは。