韻とアイデアほか

7割は合ってる / 誤訳の指摘は24時間お待ちしとります

UK Hiphop

【速報】Dirty Dikeが新曲"Just Dreamin'"をリリース!

"ただ夢見てろ"...まさしく! UK Hiphopのドンの一角、ご存じダーティ・ダイク先生のセカンドシングル"Just Dreamin'"がリリースされました! ビートは前回と同じくAmigaの魔術師Pete Cannonが担当しております...(反応が3日遅れた!申し訳ない) 相変わら…

【速報】Dirty Dikeが新レーベル"Melonskin Records"を設立!

Dirty Dikeをチェックしておきな! ※22/04/28 噂うんぬんの箇所を大幅加筆しました。再度チェックをお願いします。 Your Favorite Wanker、ダーティ・ファッキン・ダイクスターが再びお出ましです!アルバム『Return of the Twat』で大活躍した盟友Pete Cann…

【円盤総括】Jam Baxter - Fetch the Poison

Jam Baxter - Fetch the Poison 英国ヒップホップの伝説的グループ"Contact Play"の一員にして、UKシーン随一のアブストラクト・ヒップホップの巨匠のひとり、Jam Baxter。その彼がメキシコ旅行のさなか遭遇したコロナ情勢を、彼特有の幻想的ペン、空想、加…

【翻訳練習】Jam Baxter - Blood Red Cheese Wire

Jam Baxter - Blood Red Cheese Wire お疲れさまでした。長いようで短かった彼のアルバムもついに完結と相成ります。15曲目"Blood Red Cheese Wire"でもって、彼の復讐劇にも一旦ピリオドが打たれます。 「血の赤のチーズのワイヤー」と書くと意味不明ですが…

【翻訳練習】Jam Baxter - Fetch The Poison

Jam Baxter - Fetch The Poison When my vision is unboxed俺のビジョンが箱から出されるとYou hear the sounds of a million gunshots100万発の銃声が響きわたる (中略) Now for my next trickさて次のトリックだI need a volunteer from the audience観…

【翻訳練習】Jam Baxter - I Belong Elsewhere

Jam Baxter - I Belong Elsewhere スキットその②。このねっとり沈殿した汚らしいムードよ。 ここで語られる巨人の描写から、1曲目"Bright and Shiny Things"で潜り込んだ巨人が彼の住んでいた街、つまりロンドンであることが判明します。これを考慮すると、…

【翻訳練習】Jam Baxter - The Infamous Gatwick Meltdown Of 2016

Jam Baxter - The Infamous Gatwick Meltdown Of 2016 物語も終わりへと刻々近づいております。11曲目のタイトルは「2016年のガトウィック空港メルトダウン事件」...なんのことやらですね! 彼がスランプののちタイに移住したのは最初の記事で書いたと思いま…

【翻訳練習】Jam Baxter - Flickers On The Fourth Floor feat. DJ Sammy B-Side

Jam Baxter - Flickers On The Fourth Floor feat. DJ Sammy B-Side サーチ&デストロイ! チェリー塗装の車に乗って、引き続き"約1センチ"の悪魔どもを皆殺しにしていきます。10曲目"Flickers On The Fourth Floor"、つまり「4階の明滅」というのは暗室でま…

【翻訳練習】Jam Baxter - All Sprawled Out In The City

Jam Baxter - All Sprawled Out In The City ※22/04/25 誤解を与えそうだったので、不穏な言説を少し和らげた表現に変えました。 ノスタルジアと言うにはあまりに暗いですが、くすぶる熱を感じます。9曲目"All Sprawled Out In The City"はJam氏の抱える過去…

【翻訳練習】Jam Baxter - Stand Back Little Timmy

Jam Baxter - Stand Back Little Timmy 冥府の悪夢はまだまだ続きます。8曲目"Stand Back Little Timmy"はダブルミーニングで彼の復讐を語る傍ら、6曲目"Go On"で言及された「身長約1センチ」の連中目線で街を陥れる曲です。1センチの連中とは恐らくウィルス…

【翻訳練習】Jam Baxter - Every Pool Of Stagnant Water

Jam Baxter - Every Pool Of Stagnant Water このサムネに写る粋な骸骨はサンタ・ムエルテ、現代メキシコを中心に崇拝されている死の女神、または死の聖母です。カルト扱いされておりますが、信仰人数は推定1000~2000万にも上るとのこと。 彼女が誕生したの…

【翻訳練習】Jam Baxter - Go On

Jam Baxter - Go On 22/04/28 解説を追記しました。 My days come in an impressive range of flavours自由がある種の印象的香りでやってくるTurn this sleepy town into a thousand flaming acres この眠った街を1000エーカーの火の海に変えろLook kids, we…

【翻訳練習】Jam Baxter - Cherry Red Paint Job

Jam Baxter - Cherry Red Paint Job ※22/03/21 翻訳を微修正しました。 聞き覚えのあるリリック構造がやってまいりました。この感じどこかで、ペロッ...これはダブルミーニング! 5曲目"Cherry Red Paint Job"は"スコア(Score)"という単語を中心に据え、手当…

【翻訳練習】Jam Baxter - Mama Cuishe

Jam Baxter - Mama Cuishe スキットだとしても彼の筆は依然として幻想的です。 4曲目"Mama Cuishe"は禁酒令のただなか、閉鎖されたはずのバーに上がり込んで酒をたかるJam氏の姿が描かれております。その表現力、ムードたるや。ちゃんとメキシコ的な語彙を持…

【翻訳練習】Jam Baxter - Blink Twice For Yes

Jam Baxter - Blink Twice For Yes 海外旅行といえば――地元では人目を気にして憚られる風俗巡りですよね!知らんけどな!日本人のオッサンどもが東南アジアで放蕩を繰り返す、なんて話はよく聞きますが、バクスターおじさんも例外ではありません。 3曲目"Bli…

【翻訳練習】Jam Baxter - Ulidhani Minajali Manze feat. Nah Eeto

Jam Baxter - Ulidhani Minajali Manze feat. Nah Eeto 手始めのバース開陳が終わったところで、本題たるコロナ情勢へと入り込んでいきます。しかし彼が繰り出してくるのは単純な情景描写でも、ウィルスにまつわるプロパガンダでもございません。 2曲目"Ulid…

【翻訳練習】Jam Baxter - Bright and Shiny Things

Jam Baxter - Bright and Shiny Things ※22/04/17 翻訳と解説数か所を修正しました。(2回目) そもそもこのブログで"翻訳練習"なる胡散臭いシリーズを始めたきっかけは、何を隠そうこのMCにありました。Jam Baxter、UK HIPHOPの、おそらく伝説の一人になる…

【円盤総括】Dirty Dike - Constant Dikestar

Dirty Dike - Constant Dikestar 英国の誇る最悪のMCを言ってみろォ! ミスター・ファッキン・ダイク・ファッキン・スターだァ!!! というわけで円盤総括シリーズから、Dirty Dike先生のご登場となります。盛大な拍手をッッ 彼の登場は英国シーンにとって…

【翻訳練習】Dirty Dike - Never Seen a Reason

Dirty Dike - Never Seen a Reason さて残すはこの曲と最後のポッセカットになるんですが、諸事情でポッセカットの翻訳はカットさせていただきます(ズーン)。つまりこれが完訳の最後の曲になります! あしからず... 彼の盤最後のソロ曲は自分の話を離れ、…

【翻訳練習】Dirty Dike - Pork Pie

Dirty Dike - Pork Pie この曲が出た時の衝撃は一生忘れられない...自分がライミングによりいっそう関心を持つきっかけになったのは確実にこの曲のせいですね。 安いハンドカメラ片手に録り、いかにも10年代初頭らしいインディ全開のMVとともに供されたこのD…

【翻訳練習】Dirty Dike - Average Wank Fam feat. Mr Key

Dirty Dike - Average Wank Fam 人間、疲れすぎたり人生に迷ったりすると、時としてしょうもないものに感動してしまったりしますよね。なんならその後の人生を左右されてしまったり。この曲は、中退して途方に暮れてた自分にとって最高のサウンドトラックで…

【翻訳練習】Dirty Dike - Yeah I Act Like a Freak

Dirty Dike - Yeah I Act Like a Freak ダーティ・ダイクの暗黒面が披露される一品。リスナーは彼の陽気にはっちゃけてる感じが好きなのか、こいつはアルバム中で一番再生回数が少ないうえ、Rap Geniusで唯一歌詞が抜けてる曲だったりします。 個人的にスゴ…

【翻訳練習】Dirty Dike - What D'you Expect? feat. Contact Play

Dirty Dike - What D'you Expect? feat. Contact Play お待ちかね、UK Hiphopの筆頭クルー"Contact Play"のポッセカットです(ただしEd Scissorを除く)。誰一人かぶらない個性的フローで96小節バッチリかましてくれてます...翻訳も大変だったがな!! さて…

【翻訳練習】Dirty Dike - Little Mr. Grin and Bare

Dirty Dike - Little Mr. Grin and Bare クラックを吸って、グラフィティを書き、ビッチとヤる――とここまで来たら金と暴力も、となりそうなもんですが、どういうわけかダイク氏はそれらとは無縁です。 "チビのグリン氏とベア氏"とは彼が刑務所にぶち込まれて…

【翻訳練習】Dirty Dike - The Agitated feat. Skuff

Dirty Dike - The Agitated feat. Skuff ※22/03/15 アウトロと解説部分を修正しました。 彼の本名がジェームズと分かったところで次の曲に入りましょう。ヘッドバングに最適なビートに乗っかって、二人の変人が年代記をつづります。"The Agetated"、「波乱」…

【翻訳練習】Dirty Dike - Hi I'm James

Dirty Dike - Hi I'm James 汚ったねえMC再来。このブログで一番最初に推しているラッパー、ダーティ・ダイク先生です。技巧的なライム配置、最低のメッセージ、しかし時折見せる精神的な深さほか、英国シーンに及ぼした数々の功績などなど。詳しいことは昔…

【円盤総括】Jehst - The Return of the Drifter

Jehst - The Return of the Drifter ゼロ年代のUKアングラ代表作。ライムに偏重し、ノリと格好良さだけを求める姿勢に英国の陰気なヘッズどもは心を鷲掴みにされたのでしょう。90年代UKといえばアメリカの影響下にある王道のブーンバップか、彼らの好むラッ…

【翻訳練習】Jehst - People Under the Weather

Jehst - People Under the Weather アルバム最後をかざるのはいかにもUKらしい天候を絡めた脱力ソングです。かつての盟友Asaviourが割と詩的かつテーマに沿ったライムを提供しているにも関わらず、この男は"太陽の船に座ってる/このリキュールに酔ったスピッ…

【翻訳練習】Jehst - The Return of the Drifter

Jehst - The Return of the Drifter ついに表題曲です!"漂流者の帰還"ということで、ここでのジェスト氏はシラフに戻って現実と向き合うさまを描写。アルバムの直前までの曲の帳尻合わs...伏線を回収すべく、ぶっ飛びながら書きつづった情景描写にそれらし…

【翻訳練習】Jehst - Staircase to Stage

Jehst - Staircase to Stage ステージへの階段、ということで、ライブするまでの過酷な仕事をラップするのか――と思いきや、むしろ労働者をあざ笑う方向に舵を切る鬼畜ジェスト氏。一向に"漂流"から帰ってくる様子がありません。"ラップくそ喰らえ、むしろ俺…