韻とアイデアほか

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【速報】Dirty Dikeが新レーベル"Melonskin Records"を設立!

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Dirty Dikeをチェックしておきな!

 ※22/04/28 噂うんぬんの箇所を大幅加筆しました。再度チェックをお願いします。

 

 Your Favorite Wanker、ダーティ・ファッキン・ダイクスターが再びお出ましです!アルバム『Return of the Twat』で大活躍した盟友Pete Cannonとタッグを組み、Amigaを通過した8bitビートが爆発するバンガー"Bucket Kicker"を携えて帰還しましたッ

 

Dirty Dike - Bucket Kicker

 

 前作『Acrylic Snail』で大々的に使ったトレーラーハウスを燃やしている所から、過去、つまりHigh Focus時代との決別が見て取れると思います。ポリスに許可取ってないあたりがいかにもダイク先生らしい。

 

 近頃High Focus Recordsでは古参アーティストの離籍が相次いでおり、DabblaやBrother of the Stoneは自主レーベルへ、Jam BaxterはLee Scott主催のBlah Recordsへと拠点を変えております。Redditには「宣伝に大金がつぎ込まれたせいでアーティストにあまり還元されてなかったのでは」という憶測も書かれておるんですが、詳細は謎です。

 

 ※追記 22/04/28

 ダイク先生のTwitterを拝見したところ、High Focus Recordsの12周年パーティに、活動拠点を移したかつての所属アーティストが大勢集まってるみたいです。ほとんど円満な(和解の)形で離脱したみたいですね。フライヤーのリストはこちら。

 

 

 ただよく見てみると、やはり噂の渦中の中心人物であるJam Baxterが居ないばかりか、レーベルの中では割と新参なはずのCoopsが居ないようなのです。で調べてみるとこのCoops、ここ最近になって新レーベルを打ち出し、2月9日にソロ曲を発表してるんですよね。で、内容を見てみると...

 

They tried to box me in, I guess thet was my cue to escape
奴らは俺を閉じ込めようとした、それが離脱のきっかけだったんだろう
Grew on estates so that's nothing new been losing the Jakes
団地育ちだからさ、ジェイク(Baxter)の曲を失ったのと何も違わない
Must be delusional if you still think that I'm one of the usual,
間違いなく妄想さ、まだ俺が普通の人間で -
I'm dropping rarities their dropping something for the cubical
 - 希少さを失い、奴らがオフィスのため何か投じてると思うならな

 

 このラインは決定的ですね。今まで遠回しだったり抽象的だったりで、このHigh Focus事件の真相が掴めないままだったんですが...やはり待遇などなどで問題があったのでしょう。そう決まると、本記事で紹介したダイク先生の曲のHookの意味がどういうことだったかハッキリします。

 

When I kick the bucket you'll find a bunch of needlеs in my cupboard
俺がバケツを蹴(首を吊)ったら、棚に無数の針が見つかるだろう
'cos I been keeping heat for this popping
この一発を温めてたからな
Motherfuck a subject, I talk about a rubber cunt in public
被験者なんてクソ喰らえ、公でオナホを語ったあと
And twitch like I'm drugged up and bump another subject
ヤク漬けみたく痙攣して、別の主題に取り組むさ

 

And I don't give a fuck I never have
稼げないなんてクソどうでもいい
I'll chop your nuts off and stuff 'em in a motherfucking leather bag
てめえの金タマ刻んだら、くそったれな革バッグに詰め込んでやる
Slag, I can't lie that's my favourite sound
俗物が、「あれが好きな音」なんて嘘はつけねえよ
I say it loud without the hatred that you make it 'bout
お前の生む憎悪抜きで声を大にそう言うぜ

 ※22/04/30 上記の翻訳(というかgeniusから引っ張った原文)を微修正しました。

 

 まあおおむね言いたいことは把握したと思います。7行目の"「あれが好きな音」なんて嘘はつけねえ"というのは、High Focusが数年前からレーベル単位で...まるで「90'sかUK Drillどっちか選べ」とでも言ったかの如く、ビートの音色をことごとく統一していたことに由来します。

 


 

 特にここ1,2年は本当に酷くて、運営者の意図が透けて見えるというか、もはやアーティスト支援じゃなくて"管理"じゃねえかってのがにじみ出てたんですよね。まあ最終的に和解(なのかな?)したのならそれで良しとしましょう。追記終わり。

 

 

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 ま~~とにかくPete Cannonの最高に抜けたビートと、ダイクのライムスキーム偏重のラップの相性の良さですよ。憂鬱なコロナ社会の中にあって、我々が求めてるのはまさにコレ、後遺症ゼロの劇薬ですわ。

 

 ということで、今後の動向が見逃せないDirty Dikeをぜひチェックしとけ! てな具合に一報お送りさせていただきました。Youtubeで再生して、Spotifyでリピートしな!