Buck 65 - Talkin' Honky Blues
カナダのアンダーグラウンド、メジャー両方でヒップホップシーンに貢献した風変わりな男、Buck 65。そんな彼の代表作と目されているのが本アルバム『Talkin' Honky Blues』です。全編カントリーミュージック香るサンプルや生音で丁寧に作り上げられ、カナダ音楽の中でも傑作と呼ぶにふさわしい一品でしょう。
パンチラインラップやバトルライムでなく、あくまで人物や情景描写をメインにユーモアをまじえ淡々と語るスタイルは、そのダミ声も相まって唯一無二。ゆるいようでリリックに隙はなく、アルバムを貫くコンセプトを理解したときの感慨は他には代えがたいです。
このアルバムは曲と曲の継ぎ目がほぼなく、バンド演奏によるスムーズな移行がまた素晴らしいので、翻訳を読む際はぜひ記事に添付された動画でなく、SpotifyやApple Musicなどで聴いてください。とても具合がよろしいです。
それではBuck 65を取り巻く人生と変人たち、そして家出少年の物語を、紅茶でも添えながらじっくりお楽しみください。どうぞ。
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Buck 65 - Talkin' Honky Blues
01. Leftfielder
02. Wicked and Weird
03. Riverbed, Pt.1
04. Sore
05. Protest
06. Riverbed, Pt.2
07. Exes
09. Riverbed, Pt.3
10. 50 Gallon Drum
11. Riverbed, Pt.4
13. Riverbed, Pt.5
14. Killed by a Horse (Skit)
15. Riverbed, Pt.6
16. Tired Out
17. Craftsmanship
18. Riverbed, Pt.7